【もうセルフケアで悩まない/自分磨きのガイドブログ】 Written by Sayo

子どもの姿勢が悪い原因|2つのポイントで悪い姿勢を改善する方法をリハビリのプロがご紹介

Child-Care

こんにちは。

・子どもの姿勢が悪い
・何度注意しても治らない
・どうしたら良いのかわからない

こんなお悩みがありませんか?

まず、子どもの姿勢が悪い理由は、大きく2つあります。

・姿勢を保つ筋力が未熟
・悪い姿勢を当たり前だと思っている

だろうなって感じだと思いますが、どうすれば良いのやらってなりますよね。大人であれば「〇〇のトレーニングをしましょう!」とすんなり対策できますが、まだ就学前の子どもとなると理解も不十分ですし、簡単にはいきません。

上記のお悩みと課題を踏まえた解決方法は、次の通りです。

・同じ姿勢で居続けないこと
・運動不足を解消させること
・悪い姿勢を当たり前と思わせないこと

「これだけ?」と思われたかもしれませんが、とりあえずこれだけなんですよね。この記事本文では「姿勢を保つ筋力が未熟」についてのポイントを説明してきます。具体的な対策ができることで、あなたが感じる「子どもの姿勢」についての悩みを解消させます。

もくじ

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子どもの悪い姿勢の原因と改善する方法を解説

遊びジャンプ
子どもの悪い姿勢の原因は「姿勢を保つ筋肉が未熟」だとお伝えしました。改めてになりますが、改善する方法は、次の通りです。

・同じ姿勢で居続けない
・運動不足を解消させること
・悪い姿勢を当たり前と思わせないこと

上2つは、「とにかく色んな動きや運動をさせること」がポイントになります。

3つ目は、姿勢に対する意識を変えることです。これは別記事にてご紹介します。

この記事では、上2つを具体的に説明しますね。

同じ姿勢で居続けさせないこと

同じ姿勢で居続けないように気をつけましょう。体には、動かなければ硬くなり始める性質があるからです。なので、30分を目処に声をかけてあげてください。一旦、手を止めて背伸びをさせたり、立ち上がらせるだけでも結構です。

そのまま放置すると硬くなるだけではなく、より楽な姿勢を取り始め、楽な姿勢が当たり前になってくるんですよ。楽な姿勢は大抵が悪い姿勢になっていきます。そうなった場合は修正するのにも時間がかかるようになりますし、ひどい場合には体の変形にも繋がりかねません。

動きのある活動であれば問題はありませんが、動きの少ない活動では特に注意してあげてください。

集中力が凄すぎて邪魔できない?

あまりにも集中しすぎている場合は、見守ってあげてください。途中で声をかけると野暮なパターンもあるかもしれません。

没頭していると30分以上同じ姿勢を続けるかもしれませんが、そのまま様子を見て、終わった後にマッサージとか柔軟体操などを一緒にしてあげてくださいね。スキンシップにもなり、愛情表現にももってこいです。

没頭できるって、重要なことなんですよね。大人になってからでは、没頭できる機会って少ないのでは?没頭する経験から新しいアイデアが生まれるので、暖かく見守っってあげてくださいね。

運動不足を解消させること

次に、そもそも悪い姿勢になる原因には運動不足があります。姿勢を保つ筋肉を鍛えさえすれば解決するのですが、やはりお子さんであれば思う通りにはいきません。

なので、親としてできることは、運動の機会を多く持たせてあげてください。お子さんとの時間は、運動に時間を割くことをお勧めします。体をたくさん動かすことで、運動面や感覚面、これらの統合といった具合に総合的に能力を伸ばすことができますよ。

普段がテレビやゲームばかりで運動量が少ないのであれば、部屋の中でできる遊びに変えてみてくださいね。ひとつご紹介するとYouTubeの「ピンキッツ」は夢中になってしれくれます。色んな動きが入っているのでオススメです。

どれくらい運動させたらいいのだろうか?

動きの中で体の使い方を覚え、繰り返すことで強くなります。

外で思い切り走る、鉄棒にぶら下がるなど、同じことであってもお子さんの気が済むまでひたすら繰り返しましょう。

繰り返しとなりますが、親としてできることは、運動の機会を多く持たせることです。子どもの気の済むまで付き合ってあげてください。

習い事やスポーツをさせれば良いのでは?

「姿勢が悪いのであれば、新たにスポーツや体操などの習い事をさせれば良いのでは?」と考えられるかと思いますが、半分ほどは間違いになります。直接的に姿勢を保つための筋肉が鍛えられる訳ではないからです。

「姿勢を保つことも一つの運動」だと考えてください。

運動をするとその運動に必要な筋肉が強くなりますよね。よくジャンプする運動であればジャンプ力が高くなりますし、長く走る運動であれば長く走れるようになります。姿勢に関しても同じで、姿勢を綺麗に保つ筋肉を使わなければ、その筋肉は鍛えられません。

「ジャンプならジャンプ」「走るなら走る」「姿勢を綺麗にするなら綺麗な姿勢をとる」と、どの運動も目的を意識する必要があります。目的を意識すれば、運動の効果はより大きくなります。

約束を決めて行えば親も楽に

とにかく動かせようと好きにさせていると、親が思うようにコントロールできない場合も出てきます。その時には、事前に約束を決めておきましょう。ハッと気付けるお約束があれば柔軟に対応できますよ。

・他人を傷つけない
・叫びすぎない
・呼ばれたら返事する

我が家が意識しているお約束です。予めこれだけのお約束をしておくだけでも、一線超えを予防する効果があります。

もちろん親の都合があると思いますので、「ここまでなら大丈夫、これ以上はNG」などと決めておきましょう。ぼくも初めは「あれはダメだ、これはダメだ」とカチカチと制限していましたが、「まぁ、それくらいなら大丈夫か」「まだ余裕があるな」という具合に、割と柔軟に考えられるようになっていきました。

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この記事のまとめ

この記事では、子どもの姿勢が悪い原因と対策をお伝えしました。

原因は2つでしたね。

・姿勢を保つ筋力が未熟
・悪い姿勢を当たり前だと思っている

対策には、次の3つの対策を挙げ、上2つについて説明しました。

・同じ姿勢で居続けない
・運動不足を解消させること
・悪い姿勢を当たり前と思わせないこと

お伝えしたポイントをぜひ普段の育児の中でご活用ください。(3つ目については、別記事にてご紹介させていただきます)

お子さんの姿勢の悩みが解消され、育児が楽しいものになれば幸いです。

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