【もうセルフケアで悩まない/自分磨きのガイドブログ】 Written by Sayo

産後ケアは必要なのか |産後にズレやすい体の特徴を理解し、上手く利用して適切なケアを受けましょう

Body-Care

こんにちは。 
理学療法士のさよです。

産後ケアって必要なのかなと思われたこともあるのではないでしょうか?

答えは、「必要」です。

忙しくてそんな暇ない
・産後子どもの世話に手が取られて余裕がない
・あと少し抱っこや授乳が落ち着いたら痛いの良くなっていくだろう
・子どもを預けてまでしなくちゃいけない?
・産後ケアに何したらいいかわからない

上記のように、さまざまな事情のお悩みがあるかもしれません。

この記事では、正しい産後ケアが必要な理由を知っていただくために、妊娠出産によって体に起こる変化と生活スタイルが体に与える影響をお伝えします。

ちなみに、わたしも産後ケアを提供しています。
わたしはというと、2人の子どもを授かり、産後の不調に悩まされる経験をしました。特に長女を出産した後には、何したらいいかわからない状態だったので、辛い思いを長い間していたのです。

このままじゃいけないと分かっていても、眠ってくれない、泣き止まない、わたし自身も体がキツくて、子どもを可愛いと思う余裕がない、そんな自分を好きになれないという気持ちで泣きながら子どもを抱っこする日も..

あまりに体調が良くない日が続き、パートナーとも喧嘩することが出てきて「これはいかん!」と思い至り、整骨院や産後ヨガ等に通う決断をしました。

しかし、整骨院では回数券を消化する前に子どもの離乳食や昼寝の時間を気にしながら店のタイミングで予約をとるスケジュール管理が面倒になり辞めまてしまい、産後ヨガでは腰痛が悪化し、運動することすら難しい状態になってしまったのです。

もう、踏んだり蹴ったりですよね。

そんな時、「体を機能的に動かし本来の機能を取り戻す」という理学療法士の体の知識を自分自身に使えていない事に気づきました。

周りに頼って治そうとしていて、遠回りしていたんです。

それからは、元々持つの「体の知識」に、妊娠出産に関する知識を加えた独自の方法を考案し、実際に自分の体に落とし込むことで不調を乗り越えてきました。

トラブルのおかげで、といえば美談になりますが、妊娠出産や子育てで不安に思う気持ちも理解できますし、本当に効果的な産後ケアもお伝えできます。

ご相談やちょっとした疑問などなど、お気軽にご連絡ください。

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産後ケアはなぜ必要なのか:体を機能的に綺麗に整えるために必要

綺麗のために必要

導入が長くなってしまいました。すみません。

ですが、正しく体のケアをしなければ、わたしのようなトラブルに巻き込まれてしまいます。

タイトルに通り、産後ケアは、体を機能的に整える、ボディラインを綺麗に整えるために必要です。

言い換えると、ケアをせず放置していると体は綺麗に戻らないのです。

産後ケアがなぜ必要なのかを知るために妊娠出産で起こる体の変化を理解することと、出産後の生活スタイルが体に与える影響の2つを解説を行なっていきます。

産後ケアの必要性を知っていただき、正しいケアが行えるようにサポートします。

妊娠出産で起こる体の変化を知る

まず、妊娠出産によって起こる体の変化を知る必要があります。

キーポイントは、関節の緩みです。
簡単にまとめると次の通りです。

  • 妊娠中:妊娠するとホルモンの影響で関節のつながりが緩くなる
  • 出産時:緩くなった関節のおかげで安全に子どもが産める
  • 出産当日:骨盤周りには交通事故級のダメージを負う
  • 出産後:関節のつながりが徐々に戻っていく
    (妊娠前のように関節の緩みがなくなるまでには個人差がありますが、長くて1年までは緩いままだったりします)

関節の緩みは、産後の産褥期(6〜8週間程度)が過ぎれば体が元に戻ると言われていますが、決してそうではありませんよ。

出産後に変化した生活スタイルが体にどう影響するか

ここで、あなたの体の歪みは、あなたの生活スタイルに左右されているとご理解ください。

産後に限った問題ではありませんが、普段の体の使い方で姿勢は変化しているのです。

例えばスマホ首は、背中を丸くしてスマホやPC画面を長時間見ることによりに起こりますよね。

背中を丸め、画面を見つめる時間が長くなることで、骨格が歪んでしまうんです。

スマホを見続けることがなかった世代には、そもそもスマホ首なんて言葉はありませんでしたよね。

以上のことから体の歪みは生活スタイルが影響していると言えます。

緩みの残る産後の体は特にズレやすい

特に産後の体は、生活スタイルに影響されやすい特徴を持っているんです。

理由は、先ほどキーポイントとして紹介した「関節の緩み」が関係していますよ。

出産のために起こった関節の緩みは、出産を終えれば緩みは必要なくなり元通りになっていきます。

しかし、しばらく緩みは残り、体の使い方や外からの刺激を受けやすくなるのでズレが起こりやすいのです。

関節の緩みが元通りになる過程で何もなければ問題は無いのですが、産後となると以前とは違う生活スタイルに変わりますよね。

産後のあれこれで何も無いわけはありません。
授乳時の姿勢や長時間の抱っこ、オムツ替え、沐浴、着替えなどなど、ママはとにかく大変です。

抱っこや授乳で同じ姿勢を長時間とり続ける生活になりますよね。自分のケアに充てられる時間も少なくなるのです。

緩みがなくなっていく体に起こる変化は?

そのまま放置すれば、関節がズレたまま硬くなってしまう可能性が高くなります。

イメージとしては、接着剤がわかりやすいかもしれません。

例えば、「接着剤を使って綺麗に組み立てようとしたけれど、接着剤が乾き切る途中でズレてしまい、そのまま硬くなってしまった」だとイメージしやすいでしょうか。

慣れない赤ちゃんのお世話により長時間取り続けた姿勢がズレを引き起こし、ズレたまま硬くなってしまうので、元の機能的な、綺麗な状態に戻ることができないのです。

歪んで硬くなる産後の体の変化のまとめ

出産に向け関節が緩くなる
 →関節は歪みやすい
 →長時間の抱っこや授乳で歪む
 →歪んだまま硬くなっていく

この変化を回避するために産後ケアを受けましょう。

一度硬くなってしまうと肩こりや腰痛など体の不調を招きますし、修正するにも緩い時期と比べると時間が余計にかかります。

単純に辛い時間も長くなっちゃうんですよね。

辛くなっちゃうと、お子さんも可愛いと思えなくなるし、イライラしたり悲しくなったり、物や夫にあたったり良くない事にまで連鎖してしまいます。

「とりあえず、退院して1ヶ月後の検診までは頑張ろう…」

なんて思わなくて良いですよ。

最後に

きついのであればすぐに周囲に頼ってください。

「自分の頑張りが足りないだけ」
「他の人は当たり前にできているんだ」
「甘えてるなんて言われたくない」

なんて、こんなことも思わないでくださいね。

繰り返しますが、あなたがきついなら間違いなくきついんです。

他人は他人。言わせておけばいいんですよ。

あなたの体のことを他人が理解することなんてできません。

あなたが体を崩しても責任は取ってくれませんよ。

長い導入でお伝えした通り、わたしも産後ケアを行なっていますので、ご相談からでもお気軽にご連絡ください。

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≫正しい産後ケアを見分ける方法の記事も準備できしだい投稿します。

下記は、産後からだ戻しプロジェクトです。期間を決めてサポートするので条件に当てはまっていたり、気になった時にはご連絡ください。