【もうセルフケアで悩まない/自分磨きのガイドブログ】 Written by Sayo

膣トレの感覚が掴めない、効果を感じられないワケ【理学療法士が分かるまでをサポート解説】

Body-Care

こんにちは。
理学療法士のさよです。

尿もれや膣の違和感が気になって、膣トレをしてみたけど、イマイチだったと感じる方は多いのではないでしょうか?

その原因には、「膣を正しく動かせていないこと」があります。

そもそも、医学的文献でも「膣を思い通りに動かせるのは、成人女性の4人に1人程度しかできない」と言われているんですよね。(特に産後になるともっと分からなくなります)なので、安心してください。何も珍しいことではないんですよ。

じゃあ、どうすれば?というと、「正しい知識を持ち効果的なトレーニングをすること」に尽きます。

骨盤底筋セミナーでは、膣(正確には骨盤底筋群)を知る、分かる、使えるようになるまでの知識と実践方法を紹介しています

上記の記事では、ご自身の現状を理解し、正しい知識と効果的なトレーニング方法を知ることができます。

これ以降、この記事の本文では、「膣トレの感覚が掴めない、効果を感じられないワケ」についてをもう少し詳しく説明するので、じっくり読み込んでくださいね。

膣トレをしても今ひとつだと感じてしまう、そのままだったらあなたのトレーニングが無駄になりかねない状況をスッキリ解決させましょう。

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膣トレの感覚が掴めない、効果を感じられないワケは?3つのポイントで解説します

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はじめに膣トレをしてもイマイチに感じる原因は、「膣を正しく動かせていないこと」と、お伝えさせていただきました。

言い方を変えると、「あなたの人生で膣を細やかに意識して使った経験がないから」ということになります。

ざっくりとしていますので、次の3つのポイントでお伝えします。

  1. 知識:情報不足でイメージができない
  2. 経験:膣周りの運動の経験不足
  3. 答え合わせ:正しい情報と照らし合わせる機会が不足

上記です。
ひとつずつ説明していきます。

情報不足でイメージができない

まず、知識の面です。
どんな動きなのか、動きのイメージを持っていないために、なんとなくでしか動かせないんですよね。

例をあげると、自転車の運転を思い浮かべてください。自転車に乗った経験のない子どもが、いきなり自転車に乗れるかというと、そう言うわけにはいきません。

「サドルにまたがる」「足で支える」「ペダルを漕ぐ」「手でも体幹でもバランスをとる」などなど、情報がたくさんあります。頭の中に乗る姿は浮かんでいても、実際に体を動かすイメージができないんですよね。

膣に関しても同じです。
正確には骨盤底筋群の動きですが、膣をどんな風に動かすかもわからないので、膣とは別の場所に力が入ってたりするんですね。

急に「膣をしめて」「膣を引き上げて」「上に引っ張り上げる」なんて言われても、ピンとくるはずがないんです。

なので、わからなくても不安になったり焦る必要はありません。まず、「膣の運動がどんなものなのか」を知ることからです。

意識した運動の経験不足

次に、経験の面です。
ここでいう経験は、「骨盤底筋群を意識した運動のこと」になります。

はじめに「膣を思い通りに動かせるのは、成人女性の4人に1人程度しかできない」とお伝えしましたが、経験の面でも言えることです。つまり、ほとんどの人が骨盤底筋群を意識して運動させたことがない初心者状態なんですよね。

確かに膣トレをすれば、意識することになりますが、その時だけなんです。

感覚を掴むまでには繰り返し動かし、頭と体に刻み込む時間が必要になります。

正しい情報と照らし合わせる機会がない

最後に、答え合わせの面です。
動かしてみたけど、正しく動かせていたのか?知識と経験が合っているのかを確かめる必要があります。

先ほど「感覚を掴むまでには繰り返し動かし、頭と体に刻み込む時間が必要になります」と書きましたが、間違った方法だったらどうでしょうか?いつまで経っても上達することはありません。正しい方法を知って、正しく動かさなければ、いつまでも変化が起きずに時間の無駄になるだけです。

実際は、「膣を引き上げてると思ったらお腹と肛門を締めているだけだった」なんてことは良く聞きますよ。

ダルビッシュ有さんが言ってました

練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。

膣トレに関しても同じです。
闇雲にやればいいってワケではありませんので、お気をつけください。

「動かし方」「感じ方」このふたつが正しかったのか違っていたのかの確認が必要です。

特に骨盤底筋の運動は、肘や脚の曲げ伸ばしと違い、「目には見えない動き」です。自転車のように見てわかる動きではないので、余計に難しく感じられますよね。確実に確かめるには、筋電図やエコーなどを用いる他ありませんが、それでなくても正しい力の入れ方などがわかる必要があります。

ここだけ気をつけて!

例外として、中には病気が関係している方もいらっしゃいます。痛みが強かったり、感覚が本当にわからないなど、骨盤底筋を上手に動かすことができない状況です。医療機関にて診察を受ける必要が望ましい場合もあります。

ただ、その例外を除いても、膣トレの感覚が掴めない、効果を感じられないワケの大部数は、「知識と経験不足」になります。

ですが、やはりデリケートな問題なため、不安になりますよね。判断に迷うときはご相談ください。

個別質問はこちらよりご連絡ください。(さよの公式LINEとなります。)

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最後のまとめ

  1. 知識:情報不足でイメージができない
  2. 経験:膣周りの運動の経験不足
  3. 答え合わせ:正しい情報と照らし合わせる機会が不足

以上3つが、膣トレの感覚が掴めない、効果を感じられないワケになります。

実際にわたしも正しい知識を持ち、正しい運動をすることで、膣を動かす感覚が分からない状況から抜け出すことができました。理学療法士といえども、知識も経験も乏しかったんだなと今ではわかります。

実際に、膣トレを習慣化させることで次表にあげた事が良くなり、生理の期間に関係なく元気に過ごすことができるようになりましたよ。

  • 産後に悩んでいた尿もれがゼロに
  • 生理痛やPMS(月経前症候群)が無くなった
  • 経血コントロールが可能になり生理の不快感が無くなった

その他にも、便秘などの改善やおまたの感度が上がる、姿勢が綺麗に、スタイルアップなんてことも見込めます。

わたしはこの経験と知識を活かして、おまたトラブルや産前産後の悩み、子育ての悩みを抱えている方たちのフォローをしています。わたし自身が、トラブルも回復までの過程と知識の使い方も含め、全て身をもって経験したことだからこそ、親身になって伝えることができます。他のセラピストさんたちとは違う、わたしだけの負けないポイントです。

全身との関係が深い骨盤底筋ですので、上手く付き合うようにしていきましょう。
ぜひ次の記事も読んでくださいね。

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